2006年06月10日

母校での教育実習

教育実習が1週間終わった。

僕は現代社会という教科の担当で、
「基本的人権」について4コマ分の授業を持つことになっている。
法の下の平等、差別問題、表現の自由、プライバシーの権利など
言うべきことはたくさんある範囲なので、
授業で使えるネタ探しに忙しい。

実習は全部で3週間あるのだが、
ほかの実習生は12コマくらいを担当するのが普通なのに
なぜか僕だけ29コマも授業をしなければならない。
しかも、同じ授業を7回もするという大変な状況。
先生の苦労がわかりました。

理想とするのは、ワークショップのような授業。
上から権威的に教え込むのではなく、
生徒と教師、または生徒同士が、同じ地平で
ともに影響し合いながら、学びを形成したい。
ただ、それを実践するのはとても難しい。
予測していないことにもすぐに対処して
うまくまとめていく力量が求められる。

僕が昨日授業でやったのは
「世の中、何が平等で、何が不平等か」というテーマ。
生徒に、それぞれ自由に挙げてもらった。
金や財産、能力などは人それぞれ違うもので不平等だが、
たとえば、義務教育を受けるなどの権利や機会は
平等に与えられている、と言えるだろう。
そして、「結果」の平等よりも「機会」の平等が
注目されつつある、という話に持っていきたかったのだが、
自由にいろいろ答えを挙げてもらうと、
予想もしなかったものが結構出てきた。

平等ではないもの…… 
真っ先に出てきたのは、「顔のよさ」でした。
さすが、思春期の高校生。
あとは、「性格」とか「テストの点」とか「先生の態度」など
予想外のものがいろいろ出てきてしまい、慌てました。
たしかに平等ではないもんね。
「顔のよさ」まで平等にするのは無理なので、
身体的特徴は、よっぽどの障害がない限り平等にはならない、
というニヒリスティックな話に落ち着いてしまいました。
本当は「機会はみんな平等なんだ!スタートラインは
同じなんだ!」という勢いに持っていきたかったのですが……
甘かったです。

これからこのネタを7回も繰り返す中で
アンケートを参考に、どんどん改良していこうと思います。
なんだかんだいって教育実習は楽しい。
がんばるぞ。
posted by かっしー at 23:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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