2006年08月30日

「富士登山」_屋久島・九州自転車の旅0日目

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旅の始まりは、ここからだろう。
8月30日、屋久島に行く前日。僕は富士山に登っていた。

正確に言えば、前日の明け方だ。
なぜこんなハードスケジュールになってしまったかはわからないが、前から友達と登る約束をしていたのだ。

その前の日の夜11時頃に、5合目(河口湖口)に着いた。そこから、真っ暗の中、懐中電灯で道を照らして登り始める。ものすごく星がきれいだった。登っている途中でオランダ人と知り合い、登りながらずっと話をしていた。高山病にならないように途中休憩を入れながら、六合目・七合目にある山小屋を通り過ぎていく。登れば登るほど風も強く、思ったよりも寒かった。思ったよりも富士登山はキツかった。

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頂上付近にたまる人々

5時間ほど登っただろうか。頂上に着いたのは、午前4時だった。頂上はどうしようもなく寒くて、凍え死ぬかと思った。山小屋でぎゅうぎゅうになりながら、ラーメンを食べて温まる。値段は高かったが、美味しかった。5時を過ぎ、漆黒の空がだんだんと明度を増してきた。猛烈な風に吹かれ、寒さに耐えながら、東の方向に向いて待った。うっすらと、紺から青へ、青から水色へと空が白んでくる。目の前を、ものすごいスピードで雲が流れていく。その雲の隙間から、一瞬、真ん丸に輝く太陽が浮き上がった。神々しくて、とても美しかった。日に当たって、心も身体もだんだん温かくなっていった。太陽の神様に感謝した。こんなにも朝が来たことが純粋にうれしかったことはなかった。朝が来る。毎日毎日変わらずに、太陽は昇り続ける。それだけで、僕は勇気づけられた気がした。

下りは、3時間。ずっと砂利道だったので、単調だった。足の裏が痛くなった。

バスで新宿に戻り、家に帰ったのは午後3時。そこから、ぶっ倒れるように4時間くらい寝た。その後、翌日屋久島へ出発する旅の準備を始めた。自転車を持っていく予定だったので、自転車のタイヤを替えたりブレーキを調整したりと、何だかんだ準備することが多く、時間がかかってしまった。そして、いつの間にか朝になっていた...
posted by かっしー at 00:30| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
  随分、投稿遅くなりすぎてごめんね><。

うん、今思い返しても山頂での雲の流れは慄然とする

一方で、形容できない美しさと感動を覚えたよ。

 また、山頂での寒風は前に進めないほど、強く痛い

ものだったけど、同時に大自然に対する畏怖心が芽生

えたと思う。人が自然を支配できるのは自然の一部に

すぎないし、人間も自然の一部なのだ。人間が自然を

支配してるつもりでも結局は、人間自身も支配する

ことになってしまう。そう思うと、自然に対して、素

直になれるような気がした。同時に、自然ほど素直な

ものはないかもしれない。自然が意志を持たないから

かもしれないけど。  

  と、随分話がそれてしまったけど今度は、地の王

者「山」の反対、水の王者「海」に行きたいね。





Posted by 知求人 at 2007年01月10日 00:15
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