2006年08月31日

「ギリギリの屋久島上陸」_屋久島・九州自転車の旅1日目

富士登山から、ほぼ徹夜明けとなった朝、僕は慌ただしく荷造りに追われていた。

朝8時15分羽田発・鹿児島行きの飛行機の片道航空券を取っていたので、6時半頃に自転車で家を出発した。自転車で羽田まで行き、自転車を分解して袋に詰め、飛行機に乗せてもらう計画だった。本郷から1時間くらい見ておけば大丈夫だろうと余裕こいていたら、行く途中で道を間違えて、時間がかなりギリギリになってしまった。

国内便とはいえ、出発の30分前にはカウンターで受付をしなければいけない。30分前になっても、僕はまだ必死に自転車をこいでいた。このトンネルを越えたら羽田空港だというくらいの所までは来ていたのだが、そのトンネルは、なんと自転車では渡れないことが判明!自転車はおろか、原付でさえも通れないような海底トンネルだった。やばい!!と思って、ここを迂回するルートはないかと必死に地図を調べるが、ここを迂回すれば+30分はかかる。……残る選択肢はひとつ!海底トンネルを突っ走るしかない!……ということで、決死の覚悟で長い海底トンネルをくぐり抜けました…。途中、トラックからクラクションをバンバン鳴らされて、本気で死ぬかと思った。で、出発20分前に羽田に到着。急いで自転車を分解し、15分前にカウンターへ駆け込んだ。

カウンターでは、すでに自分の名前を連呼しているお姉さんがいた。もはやカウンターで荷物を預けることはできず、一瞬自転車を持っていくのは諦めるしかないかと思った。が、JALのお姉さんに「今から搭乗口へ一緒に持っていきます!」と言われ、あのハイジャック防止の手荷物検査のところにバカでかい自転車ごと乗り込むことになった。通過した後、「搭乗口までは職員で自転車を持っていきますので、走ってください」と言われ、ひたすら走る走る。搭乗口はよりによってGATEから一番遠いところだった。JALの人が何人かヘルプに来てくれまして、なんと僕の自転車は、職員3人がかりで運ばれてきた!!もうJALの皆様には足を向けて寝られませんよ。JAL様様です。日本航空ばんざい。いやはや、本当に申し訳ない。もう2度とこんな体験はしたくないっす……

1時間半のフライトの後、鹿児島空港に到着し、リムジンバスで市内へ向かった。鹿児島は、結構激しい雨が降っていたので、タクシーで港へ。12:20発の高速船に乗って、2時間ほどで屋久島に着いた。幸いにも、屋久島は雨は降っていなかった。

自転車を組み立てて、港周辺の集落を自転車でふらふらすることにする。島で一番大きな集落なはずなのに、特段賑わっているところもなく、島ならではの、のんびりした風情があった。歩いている人も少なくて、今朝東京の大通りを突っ走ってきたばかりの自分としては、不思議な感覚に陥った。床屋を見つけたので、髪を切ってもらうことにする。旅に出ると、必ず旅先で髪を切ることにしている。地元の人と話せるし、髪を切るにもいろいろな違いがあって面白い。どんな髪型になるかちょっと緊張するが、変なのになってしまったら自分で坊主にしてしまえばいい。屋久島で切ってくれたおばさんは、50代半ばくらいの人で、屋久島生まれ。息子が2人いて、両方とも東京にいるとのこと。屋久島は過疎が進んでいるのかと思ったら、そう深刻ではないらしい。20代に就職で都市に出て行く人は多いが、帰ってくる人も多いし、移住者もいるから、そこまで人口は減っていないという。それは、やはり屋久島という場所が人を引きつけるからなのだろうか。

髪を切ったあと、そのおばさんに教えてもらった温泉に行く。楠川温泉といって、狭い温泉だったが、人はたくさんいた。自転車で30分ほど漕いで「とまり木」という宿に向かう。ここはライダーハウスで、バイクの人がたくさん泊まっている安宿だ。一緒に泊まっているいろいろな人との出会いが楽しかった。翌日は4時半起きで縄文杉を見に行くので、早めに就寝した。
posted by かっしー at 00:33| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/24464712

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。