2007年08月23日

北海道自転車旅行6日目 野宿という圧倒的孤独

北海道の真ん中の部分を通って南下していくルートをとっていたので、その日は海沿いの道ではなく、久しぶりに山道を走ることになった。たまには山道もいいものだ。高低差はあるが、緑が多く、たまに動物の顔も見えたりして、またそれはそれで走る楽しさがある。その日は、単純な国道を行くよりも静かな道を選ぼうと決め、あえて峠を2つ越えるルートを選択した。

途中に「天の川トンネル」という峠越えの長いトンネルがあり、長さ1kmほどあるのだが、とにかく中が暗い。国道ではないため、電気がほとんどついていない。車が途中で来ないことを祈りつつ、必死の思いでこいだ。

途中キタキツネに遭遇。かなり人間に慣れたキツネだった。
P1010255.JPG

山道を抜けて美深に降りると、もう街が続く。その日は、名寄を超えて士別まで走った。疲れがきたし暗くなってきたので、ここで休むことに。「士別サイクリングターミナル」という宿泊施設があり、泊まろうとしたら、どうやらサイクリングというのは名前だけのようで、チャリダー向けではないらしい。宿泊3500円と言われて、ちょっと考えてから、その付設の結構広い公園に野宿することにした。

今まで、野宿の経験は何度かある。しかし、今回は野宿するといっても、テントを持ってきていない。良い場所はないかと探したところ、こんなカプセルのようなベンチ?があったので、そこに寝袋をひいて寝ることにした。風は筒抜けであるが、寝られない感じではなかった。

P1010259.JPG

宿が決まれば安心である。近くの温泉に行ってゆっくりつかり、スーパーで半額になった惣菜を買って、公園に戻った。キャンプ場に誰かいるかと思ったら、誰もいない。真っ暗な公園で、ひとりベンチに座って食べた。圧倒的な孤独。弁当の生温かさが、さらなる哀愁を誘う。一人旅は何度も経験してきたし、それなりに気に入っているが、食事の時間と移動の時間は、なぜか他の人が恋しくなる。ひとりでは、どうしようもない不安がある。買い込んだ唐揚も天津飯もおにぎりも、ほとんど味がしなかった。暗闇の中、キツネらしき動物が遠くから見守っていた。することもないし、暗いし寂しいので、早めに就寝。

[6日目] 中頓別 → 士別
この日の走行距離 149.1km
累計走行距離   764.9km
posted by かっしー at 00:00| 京都 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 北海道自転車旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
俺と一緒に野宿するか?
Posted by キムタコ at 2008年11月22日 10:56
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