2007年08月24日

北海道自転車旅行7日目 旭川観光&美瑛の丘

野宿では、疲れもあってすぐに寝つけた。しかしなぜかこの夜は特に冷え込み、凍えるような寒さで何度も目を覚ました。もう早く夜が明けてくれと思いながら、縮こまってひたすら耐えた。その朝の最低気温はなんと10度ちょいにまでなった。真夏だというのに息は白く、もうじっとしていると寒いだけなので、とにかく体を動かさなきゃ、と早々に出発した。

しばらく走ると体が温まってきて、なんとか寒さから逃れることができた。途中のコンビニで温かいコーヒーを買い、簡単な朝食をとる。その朝は、冷え込んだせいか道に濃霧が立ちのぼり、20m先すら見えない状態に。こんな状態で車道に出ていたら危ないので、歩道でゆっくり通ることにするが、たまに歩道がない箇所もあり、後ろからトラックが来ないことを祈りつつ怯えながら走っていった。

街並みにそって、ひたすら南下していく。途中、塩狩峠を越える。三浦綾子の小説「塩狩峠」を再読していたので、なんとなく感無量。思ったほど険しい峠ではなく、穏やかな緑の美しい峠だった。

P1010267.JPG
旭川近くの平野部の景色

旭川へ到着。久々の大都会だ。マンガ喫茶に寄って久しぶりにメールチェック。店員の態度の悪さに憤慨するも、我慢して店を出る。

旭川での目的は2つあった。ひとつは、三浦綾子記念館である。「塩狩峠」は印象に強く残った小説であったので、三浦綾子という人物には昔から興味があった。記念館は、緑の中にこぢんまりとした建物で、三浦綾子の生涯や彼女の様々な小説がわかりやすく展示されていた。「塩狩峠」しか読んだことがなかったが、他の小説も読んでみたくなった。

そして、目的のもうひとつは、旭山動物園。

P1010270.JPG

僕は結構ミーハーなので、旭川へ行くなら絶対行くと決めていた。この日は金曜日だったが、どこからそんなに人が湧いてくるんだ?と思うくらい、たくさんの人でごったがえしていた。人工物は何もない大自然をひたすら走ってきた自分としては、突然の人混みに正直吐きそうになったが、いや、そんなこと言っていてはアザラシは見れない!と覚悟を決め、頑張って列に並ぶ。そう、人気ある建物の中に入るには、ずらっと列が出来ているのだ。長い列で30分ほど。でも頑張って並びましたとも。おかげで、人気のペンギンもアザラシもシロクマも、ついでにオラウータンのショーも全部観てきました。ご多分にもれず、とても面白かった。やはり画期的だと言われるからには、それだけのものがあるんだと思う。人混みは大変だったが、平和なひとときでした。

P1010271.JPG

午後3時過ぎに、美瑛の丘に到着。ここは何も知らないで行ったのだけど、今回の旅で一番印象に残っている場所になった。とにかく美しかった。「丘」の景色というのは、日本では他ではあまり見ないだろう。山だったり谷だったり、ごつごつした岩だったりは全国にあるが、丸みを帯びた丘がどこまでも続いているという景色は、どこかヨーロッパの田園風景のようであった。丘は畑になっており、丘によって作物が違うためか、その文様が違う。それが全体でみると、パッチワークになっているように見えるのだ。夕陽に照らされながら、時を忘れて景色に見入っていた。

P1010286.JPG

P1010304.JPG

そんなで、その日はただ走るだけでなくいろいろイベントがあったので、距離は稼げず、美馬牛という集落のライダーハウスに泊まることにした。管理人のおじさんが採れたてのトマトを持ってきてくれたり、五右衛門風呂を焚いてくれたりと、かなり快適な夜だった。

[7日目] 士別 → 美馬牛
この日の走行距離 119.2km
累計走行距離   884.1km
posted by かっしー at 00:00| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道自転車旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。