2008年02月29日

就職活動をしています。

結局、今、就職活動をしています。


え、なんだよ、それ。
と思った方もいるでしょう。
学者の道に行ったんじゃなかったのか?と。


過去を振り返ると、僕は、入学当初から、そもそも学問的興味が強かったので、大学院に行って研究者になろうという気持ちがありました。でも、大学3年の冬に、興味本位で就職活動を始めたところ、そっちが面白くなってきて、就職する気も増してくる。で、春に、いざどっちだと悩んだ末、やはり「もっと勉強したい」という純粋な気持ちから内定を断って、大学院進学を決意(その時の日記はこちらをご覧ください)。再び学者になろうと志し、院から京都大学に鞍替え。これからは政治思想を主軸に、黙々と研究生活を送っていこうと思っていました。

そして、いざ大学院に入学。入ってから、実際に「研究生活」をしてみて初めて、わかること・感じることがありました。

研究者の道を諦めた理由は、いくつかある。

一番大きいのは、正直、自分に向いてない、と思うこと。
学者に向いているのは、誰からも評価や強制がなくても、黙々と自分で本を読んでいってウットリしているような、そういう人間だと思う。考えてみれば当たり前かもしれない。残念ながら、僕はそういう人間ではない。押されて、責任を与えられて、もみくちゃにされて伸びるタイプだ。重圧があって、それに負けないように、苦しんで、苦しんで、悩み抜いてアウトプットを出すタイプだ。だから、あそこまで外的な責任のない世界は耐えられない。社会に必要とされていないことが、耐えられなかった。たとえ今は大丈夫でも、これをあと10年やる覚悟はない、と思った。ゆくゆくは名声を得て社会的責任をもつ立場になるかもしれないが、いま、責任が欲しい、と思った。とにかく僕は、宙ぶらりんで社会的に無所属の状態が、自分には無理だったんだ。それは、自分の弱さでもあると思う。だって、自分で「課題」や「目標」を設定して、責任を自分で自分に課している大学院生も実際にいるのだから。

研究者に「責任」がないというのは、学問の構造上の問題だろう。
学者は、責任を持つべき存在ではない。責任がないからこそ、自由に学問を研究することができる。だから、責任がないことを責めることはできないし、それはただ単に、僕が院進学を決意した際の読みの甘さだった。バカだった。

もちろん、院で本を読みまくったり研究したりするのは楽しいし、人間形成の部分でかなりこの1年思うところがあったから、完全に無駄だった、なんて言うつもりは毛頭ないけども。


というわけで、
就活してます。


3月中旬の1週間、某企業のジョブに行くことになったから、その期間含めて、前後は東京にいます。

とにかく、たくさんの人と会って話がしたい気分です。
もしご都合が合えば、メシでも食いましょう。
ご迷惑おかけしますが、付き合ってやってください。
posted by かっしー at 16:20| 京都 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久々に更新してくれたと思ったら、そうですかい。

鹿島のテクをもってすれば、就活はなんのそのでしょう。
頑張っておくれ。
Posted by めっつ at 2008年03月01日 10:41
おおおお、さすがめっつ。

半年以上も何にも更新せずにいたのに
すぐ翌日にコメントを書き込んでくれる、というのは
つまり毎日のぞいてくれいてた、ということでしょうか。
半年間も「また更新されてねーよ」と思いながらも
毎日来ていただいていたことに
素直に「ありがとう」という気持ちです。

若干きもいけど。

また、のも。
Posted by かっしー at 2008年03月02日 02:26
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