2005年06月28日

幹事としての対抗戦を終えて

僕が責任者としてずっと準備してきたボートの対校戦が、6月25日に行われた。

大会そのものの運営はほとんど何の問題もなく進んだものの、開閉会式の次第や備品の管理など大会にまつわることで、いくつか準備のツメの甘さが露呈した部分があった。このための準備をしている中でも、何度も人に迷惑をかけた。そういうことがあるたびに自分が心底、嫌になった。

結局、自分の部は負けた。負けた時、猛烈にくやしかった。くやしいけれど、そんな感傷にひたっている暇はなく、閉会式や懇親会の準備に追われていた。そして、懇親会が終わって、みんなで輪になって歌を歌っている時に、涙があふれてきて猛烈に泣けてきた。

何であんなに涙が出てきたのだろうと考えてみる。僕は直接艇に乗っていたわけではない。でも、終始「勝ってくれないかな、勝ったらうれしいな」と期待に胸を膨らませながら準備していたので、いつの間にか僕の気持ちは艇の上にあった。その敗北感がひとつ。それと、僕は失敗した。この大会を通じて、いろいろな人に迷惑をかけたし、かなり当日のゴタゴタもあった。ボートの負けが、自分の失敗と重なった。できると思っていたのに、できなかった。くやしかった。だから泣けてきた。

でも、もともと僕はあまり「悔しい」という感情を持たない人間なので、こんなに悔しさを覚えたのは初めてだった。自分でも驚いた。「悔しさ」は、「信じること」が突然裏切られた時に噴出する感情だ。何かを「信じる」生き方にはいつも憧れを抱いていたけれども、どこか自分はそことは違うと思い、距離感を取ってしまう自分に、逆に寂しさも感じていた。でも、こないだの対校戦では、僕だけが泣いていた。とにかく、ただ悔しかった。

 自己管理能力があまい。細かなところまで思いが至らない。ギリギリにならないと動かない。.... 僕の問題点は挙げればキリがないけれども、でも、これから絶対克服してやるぞと、泣きながら思った。そんなものは、生まれつきのものとか、育ちのよさとかではなくて、頑張ればなんとかなる。もっともっと上を行ける。上はどこか、どんなところなのか。それは、まだ本当におぼろげで、なんとなくしかわからないけれど、とにかく上を目指していこうと思う。向上心がなくなったら人間終わりだ。まだまだ人間、終わっちゃいない。
posted by かっしー at 17:27| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月22日

冬のエーゲ海へ

クリスマスもお正月も完全無視して、今日からひとりイスタンブールに行ってきます。ギリシアの島もいくつか回って、1/11に帰国する予定。あーなんか緊張してきた…

posted by かっしー at 09:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月02日

ボート関係者の皆様

「εργω」(エルゴ)は、古典ギリシア語で「やらなければならない大変な仕事」という意味でした。わーい。
posted by かっしー at 22:57| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月26日

今の自分とボート部

久々に、ボート部について書こう。

自分は、非常勤マネージャーになった。艇庫で毎日寝泊まりするわけではなく、週1、2回艇庫に行って仕事をする。主な担当は、京大との対抗戦のマネジメントと新勧の戦略・準備である。この週末は艇庫に行って、久しぶりにあそこに泊まった。来年の3、4月の新勧は、今から毎週ミーティングをしているのだが、若手ビジネスマンOBも何人も交えて随分と本格的な議論をしている。ターゲットを分析したり、コストを考えたりしながら、どの点で他の部活と差別化するかという問題を真剣に話し合っている。会社の会議はこんな感じなのだろうかと思った。

ボート部漕手として頑張っている人達は、毎日朝5時に起きて練習に励んでいる。大声を上げて筋トレしてたり、走ってきて汗だくになっているのを見ると、こちらの身が引き締まる思いがする。「忙しい」「疲れた」なんて言葉は、彼らの前では陳腐な言い訳にしかすぎなくなる。最近自分は体内時計が狂いっぱなしでだらけていたので、艇庫に行って気が引き締まった。自分は、自分の道を頑張らなければいけない。
posted by かっしー at 16:45| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年07月05日

部を離れる

 今度こそ部を辞めようと思う。

 ここ2ヶ月、勉強とボートを両立させようと死ぬ気で頑張ってきた。でも、そろそろその限界を感じる。最近はボート部にいること自体が苦痛でならない。勉強に対する興味は、やればやるほど増幅していく循環構造にあるのに対して、ボートへの興味は、増幅するどころか、かなり小さくなってきている。このままやっていても精神的に破綻する。ここまで部活を続けた原動力は、軽量級のシートがあるという義務感のみだ。

 悲しいけれど、僕がボートに対して情熱を持ったことは今までほとんどなかった、と言っていいかもしれない。ボートに対して後ろ向きで、しょせん義務感でしかなく、向上しよう/勝とうという強い意志を持たない。もちろん、一時的熱狂はあった。体を動かすことの楽しさ、ボートがすっと進んだ時の興奮、レースで勝った時の喜びなどは僕を大きく刺激した。前の対校戦でそれらを強く感じたことで、どこか一皮むけた自分、新たな情熱を持った自分に期待していた。でも、結局は自分自身のスタンスは変わらなかった。それらは、やる気と向上心が湧きあふれるほどに自分を変えるものではなかった。

 つまり、前のエントリーの「信じる」論で言えば、自分は信じきれなかったのだ。ボートに対して、勝利に対して、疑いを持ってしまった。信じることの美しさ、かっこよさを感じてはいながら、自分にはしみ込まなかった。体現できなかった。

 なぜだろう。でもそれは本当にどうしようもないと思う。自分は大学に入ってから今までの自分とは全く違う趣向を選んだのだから、ある意味では、ボート部入部というのはそれまでに培われた自分のスタンスへの挑戦であった、そしてやはりそれまでの自分のスタンスの方が強かった、と言えるかもしれない。

 この2ヶ月で良かったと思うことは、勉強への自信がついたことだ。どんなに疲れていても、勉強し、授業に出て、本をたくさん読んだ。精神的にも身体的にも追い込んだ状況でいかに踏ん張るかというその日常生活での実践を(たまに体調を崩したり失敗はしたけれども)なんとか乗り切っているということは、自分自身でも評価したい。ボート部的にはこんな生活では全くのダメ人間だけれども。そして、なんだかんだ言って、同期のクルーであれこれやるのは結構楽しかった。6月になって精神的に落ち着いてきたのは、練習自体に楽しさも感じられるようになってきたからだろう。

 最後の試合は、いいレースがしたいと心の底から思っていたけれど、結局いいレースはできなかった。それはすごく心残りではある。

 同期のみんな、ごめんなさい。コーチ、先輩、すみません。僕は、部を離れます。
posted by かっしー at 02:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

軽量級選手権−試合最終日

 こんな結果は全く予想していなかった。本当に予期せぬ出来事だった。たしかにコンディションは最悪だった。でもまだ行けると思っていた。でも無理だった。

 レース途中で、艇が沈没した。

 笑い話ではない。命がけだった。このレースのことを詳細に書こうと思う。

 岸蹴りの時点で既に逆風は強く、波は高かった。両弦で船を回すと危ないからペアワークで回したほどだった。レースアップの最中に、あまりに波が高いから、いつものレースレートより何枚か下げてSR28位でいこうと話し合った。発艇台に着けるのも一苦労だった。高校生らしきウォーターマンは、手で船を抑えるのもキツそうなのに、顔に波をかぶって大変そうだった。スタートは、一回出た後になぜかみんな止められて、仕切り直しとなった。再度スタートしたはいいものの、バシャンバシャンと後ろから波の直撃が絶えない。しぶきがたくさん飛んできて、艇の底に水が溜まり始めた。いつもの漕いでいる感覚もなく、必死に水をつかもうとはしているものの、「あれ、今おれ漕いでるんだっけ」というような、何がなんだかわからないままだった。1000mを超えたあたりから、本格的にヤバくなってきた。艇に水が入ると、その分沈んで抵抗が増すので、艇が進まなくなる。水位はストレッチャーの半分は超え、これは2000mを漕ぎきれないかもしれないと思った。それでも1500mまではなんとか行ったが、周囲の水位と艇の中の水位が同じくらいになり、バウのやつがパニックになって叫び始めた。それでも漕ぎ続けていたのだが、ついに船尾のガンネルの部分がすべて水面の下にもぐっていき、キャッチもフィニッシュも何がなんだか出来なくなったので、やむを得ず漕ぎやめた。というか自然に漕げなくなった。周りを見ると、ほかの艇も漕ぎやめて沈みかけている。うちらの前に審判艇が来て、うちらが試合続行不可能とわかると救助を始めた。自分はかなり動転していたが、冷静に冷静にと思って、まず靴のマジックテープをはずした。そして、救命具を取り出し、急いで膨らませた。バウの方から沈んでいったので、艇から離れ、泳げなくてパニックに陥っているバウのやつに救命具の浮き輪を渡し、泳いでモーターに揚げてもらった。あの不必要の代名詞のような救命具がまさか役に立つとは思わなかった。というか、あれが無かったら溺れていたと思う。モーターから無残に水面の少し下に沈んでいる自分らの艇を見た。「なにしてんだよ、おれら」と思った。必死だったけれど、その必死さがわけがわからなかった。漕ぎきれなかったことが非常に残念だった。うちらのレースを最後に、レースは中止になった。

 自分の命に対して、これはヤバいと思ったのは初めてだった。審判艇がすぐ来てからは「助かる!」と思ったものの、それまでは川幅の広く波の高い長良川にほっぽり出されたら……と、本当に不安だった。貴重な経験といえば貴重な経験であるし、一生思い出すだろうし、笑い話にもなるだろう。でも、ちょっと今は、ただとにかく「疲れた」と言えるだけである。

 帰りに寄った、浜松の「中川屋」といううなぎ屋が大変おいしかった。ごちそうさまでした。
posted by かっしー at 00:46| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年07月03日

軽量級選手権−試合2日目

 昨日よりは良かった。でもまだまだタイムは出ない。スタートは今日は落ち着いて出来たが、途中からまたモーターの波をかぶりまくり、コンディションが悪いままだった。うちらが遅いのが悪いのだが、モーターの波を受け続けるのはツラすぎる。出し切った感はあって、それは良かった。が、あとでラップを見たら第3クォーターのタイム落ちが激しすぎる。出そうとすればもっと出せたのだろうか。

 まだ明日がある。
 いよいよ最後の"自由への2000m"は、気持ち良く終えたい。
posted by かっしー at 21:55| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年07月02日

軽量級選手権−試合1日目

 大失敗してしまった。

 スタートで、自分だけシートから落ちた。周りはサーッと視界から消えていき、慌てて乗って漕いだけれど、ハイピッチまでレートもあがらず、キャッチも入らず、モーターの波をかぶりまくり、立て直せないまま2000mが終わった。タイムも悪すぎた。

 主にFISAルールのレースでスタートが旗でなく信号だったのだが、"Go"になるのがいつもより早かった。明日は絶対失敗しない。コンスタントも、モーターの波をかぶらなければもっと落ち着いて漕げるはずだ。

 いい漕ぎがしたい。
 集中。
posted by かっしー at 21:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年07月01日

軽量級選手権−遠征2日日

image/kassi-2004-07-01T20:21:37-1.jpg↑参加賞のストラップ

 いつも通り朝5時起きで、レースアップと500m出し切り。微順風ではあったが、スタート付き1'34"という超好タイムをマーク。バウのやつが体調崩して、午後モーションは取りやめ。さあ、自由への2000m。頑張るぞ。
posted by かっしー at 20:21| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月30日

軽量級選手権−遠征初日

朝6時に戸田出発で、いざ長良川へ。途中ずっとバケツをひっくり返したような雨と雷が続き、視界の全くきかない中で事故った車を何台も見た。でも浜松を過ぎるとカラっと晴れた。なんとか長良川到着。

長良川は広い。荒川の川幅の2.5倍はあるんじゃないか。あまり透き通ってはいないけど、エメラルドグリーンのようなきれいな色をしている。水が重い気がしたが、人によって感覚は違うらしい。まぁこんなもんだろう。夜は温泉に行った。周囲は田んぼばかりだが、なんか遠くに来た気がしない。ボートという日常はそのままだからなぁ。
posted by かっしー at 20:22| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月14日

ボートの醍醐味を考える

 ボートの話をしよう。

 自分は今、4人乗りで一人2本のオールを持つ「クオドルプル」という種類の船に乗っている。7月初めに長良川で開催される軽量級選手権に向けて練習している。クルーは全員同じ学年。コックスはなし。目標タイムを設定してなんとか艇速を伸ばそうとあれこれと試行錯誤しているわけだが、これが非常にわからんもんで。ボートというのは単純かつ連続運動であり、1本のオールの漕ぎ方が何百本も積み重なってレースになりタイムにつながるのだから、(もちろんレース展開など他の要素もあるが)結局はT本の漕ぎにほとんど全てが集約される。それがとても緻密。体のひとつひとつの動き、少しの筋肉の張り方、イメージの持ち方。いかにタイミングよくかっこいいシュートやアシストをするかではなく、自分自身がある一定の時間内にどれだけ正確な動きを保てるか。

 「艇速」という要素に全てが還元される単純さ。かつ、非常に些細な動きやイメージまで考えなければいけない繊細さ。はっきり言ってこれは地味ですよ。でも、ボートの醍醐味ってここだと思う。単純だからこそ、信じられる。繊細だからこそ、ただ猛進すればいいわけじゃなくて、非常にスリリングなものとなる。もがく。さらには、T人乗りでなくて2人4人8人乗りの艇に乗ると、自分と他のクルーとの動きを合わせるという面白さも加わってくる。ボートは非常に難しいけれど、軽量級まであと2週間半。もがくか。
posted by かっしー at 12:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月01日

ergo2000m測定

あろうことか、測定前に体調を崩してしまった。

前の夜に艇庫入りして早く休んではいたものの、なかなか眠れなかったり、夜中に何度も目が覚めたりで、朝起きてみると喘息の発作と激しい頭痛がした。今日のergo2000m測定はできるのか/どうしようかと思った。朝は各自アップで、河原を少し歩いたがすぐ息が上がってしまって、苦しかった。朝飯を食べる余裕もなく、寝ても良くならず、測定の時間になった。こんな体調で2000mを漕ぎきることはできないだろうし、できても記録は全然出ないことはわかっていた。やっても途中で力尽きて倒れて死ぬんじゃないかと思った。周りからも「おまえ漕ぐのかよ」と言われたけれど、周りがやる気を出している中で一人だけコーチに「すみません」と言って漕がないわけにもいかず、エルゴの位置についた。結果は散々だった。コーチや同期のやつがずっと応援してくれていたが、それに応えられなかった。それが悔しかった。筋肉はまだいけるけど、息が上がってしまって肺が爆発するかと思った。でも、2000mなんて漕ぎきれるとは思っていなかったから、無理だと思ってもやってよかったと思った。

この記録で、自分はもうやる気ないと思われるだろう。せっかく新しい気持ちで歩み始めたのに始めから中途半端すぎて、これからどうしていけばいいのだろうと不安でいっぱいだ。周りはベスト更新で騒いでいるのに。
posted by かっしー at 11:28| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月30日

悩みまくった挙げ句の結論

昨日、コーチに連れられて、新橋に焼肉を食いに行った。

自分はもう部を辞めると決めていた。去年の7月くらいから「1年間はやる」と思い続けてきたその日が来たわけで、自分ではすっきりしているつもりだった。タダでおごってもらうのは悪いと思って、なかなか値のはるプレゼントも用意して、今日しっかり言って辞めるぞという気まんまんだった。でも、話題が自分の進退になって先輩から様々な説得をされているうちに、揺れ動いてしまった。自分でも驚いた。もうあれほど辞めることで結論づいていたのに。

その後、コーチ2人と先輩1人とで汐留の高層ビルの43階の高級バーに場所を移し、夜景を見ながら、いろいろな話を聞いた。印象的だったのは、自分がやりたいと思っていること(=知的好奇心の追求)は自分が思っているほど確固たるものではないということ。今しかできないことではないということ。本当にボートと両立できないのかということ。とまぁいろいろあるが、結局は、もう、裏切れないんだよな。もう同期のやつが何考えているかなんてわかっちゃうから。「動き出さなきゃわからない」と思って、動いてみることにした。これは1年前に新勧でも言われた文句だ、とふと思い出した。

でも一日経って、今日はずっと「あー昨日なんであんなことを言ってしまったんだろ」と後悔している。ため息ばかりで、今日は大学に行く元気もなかった。今晩艇庫入りしなきゃいけないんだけど、自分は本当に辿り着けるのだろうか。ひとつ明確なのは、自分の中でプライオリティが変わったわけではない。結局、個人的なやりたいことがボート部/勝利という価値の上にある。先日の対校戦で、自分はたしかにすごく変わった。でも、それは自分の価値体系が逆転するような革命的変化ではなかった。だからすごく怖い。基本的にボート部の艇庫の価値観は自分には合わないから、いるだけで苦しいし、発狂するかもしれない。ただ、大きなタイムスパンでみると、数カ月なんてそんな大したものではないし、対校戦で自分の何が変わったのかを考えてみたいと思った。あと、秋に辞めようと思った時に「120%の充実度の生活が達成されない限り、辞めない。何も出来ないからと言って辞めても、結局自分は何もできない。」と思っていたのだが、それを今度こそは達成してやろうとも思う。

気持ちは全くついていかないけれど、動き出してしまった。責任は重大だ。戦いはここから。
posted by かっしー at 17:32| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月26日

対抗戦本番

double scull
↑岸蹴り

ずっと1位だったダブルには負けたが、2位にはなった。
一橋には勝った。共に出場を決めたダブルにも勝った。

いい漕ぎをできた。出し切った。達成感でいっぱいだった。
レース直後、泣きながら叫びながら相方と握手して、「本当によかった」と思った。ボートってすごいと思った。でも、おれはこれがボート漕ぐのは最後だと思った。そう思って、大事に漕いだ。

クルーと衝突する。衝突するけれども、同じさやがあるから、なんとかして一緒にやっていかなければいけない。そのもがきの中で、いろいろとわかってくることがある。そのもがきの中でしか、得られないものがある。この1週間は精神的にも非常に苦しかったが、いろいろと考えさせられた。本当に人を信頼すること。自分のあまえ。真剣になることの美しさ。勝つ醍醐味。

たとえば、自分の性格について思ったのは、自分はどうも自分に負いすぎる性格のようだ。たとえば誰かが部屋のゴミを捨てなければいけない。そういう時に、なぜか自分がやっていることが多い。他人の買い物もよくやっている。別にそれは自分が余裕あるし、誰かにやらせるよりは自分がやった方が早いし、確実にできるからやるだけなのだが、たまに自分に余裕がなくても、いつも通りに仕事を負ってしまっていっぱいいっぱいで苦しい時がある。でも、別に自分がやると言ってやっていることなのだからと思って、苦しい時でも誰に文句を言うわけでもないし、言ってどうなるわけでもないと思って言わない。練習後のミーティングでも、自分は他人の非を指摘する前に自分の非を正すのが先だと思って、あまり他人に「ここが悪い」と言えずにいた。でも、よく考えてみたらそれはあまりにバランスを欠いていた。もっと自然に、他人をうまく促すこと、他人を信頼して付き合っていく方法を身につけたいと思った。

艇庫に泊まるのも最後かな、、と思いながら、夜はみんなと寝た。朝は二日酔いで眠かったが、大学にも行って履修届を出し、無事に家に帰ってきた。
posted by かっしー at 19:43| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

対抗戦に出場できるかどうか

早朝にやった1000mTTでは、結局3'45を切れなかった。3'48だった。もう1つのダブルにも、僅差ではあったがまた勝てなかった。また激しくうなだれた。その後のミーティングで、再度TTをやるチャンスを与えられた。それは土曜の夕方でも良いし、対抗戦当日の早朝でもよいという話だった。戸惑ったが、戸惑っている暇はなかった。午後モーションはコンディションが悪く、TTは当日早朝にやることに決まった。ずっと緊張しっぱなしだった。夢にも何度もTT直前の緊張している自分の姿が出てきた。土曜は風が強く、波も高くて、これが明日の朝におさまるのかどうかはかなり不安だった。

日曜日の早朝。まるで僕らのTTに合わせてくれたかのような、静かな朝、無風、波なし、絶好のコンディションだった。「これならやれるかもしれない」と胸が躍った。5時半スタート。あの時間にポンドにいるのは僕らダブル2はいだけで、奇跡のような静けさだった。結果、3'43。ゴールした瞬間にコーチの「切ったぞー!」という声が聞こえ、思わず叫んだ。もうひとつのダブルもともに出場が決定し、軽い高揚感を味わいながら、昼のレース本番に向けて新たに気持ちを切り替えた。
posted by かっしー at 19:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月23日

3モーション&大学に行く

授業をサボっての午前モーション。コーチがタイムを計ってくれた。夏を思わせる暑い日差しの中、1位のダブルと並べた。勝つことはできなかったがそこまで離されず、500mタイムも1'47とベストが大幅に更新された。自分たちに驚いた。

今日は3モーションやるから大学には全く行かないつもりだったが、午前モショんが終わって、結局急いで大学に行った。大学に行けて幸せだ。ゼミで、横田めぐみさんの父母が来ていて話を聞きたかったが、途中で抜けて午後モーションへ。明日だ。やるぞ。
posted by かっしー at 16:08| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月21日

今日のTTを終えて

今朝、2000mTTがあった。1位のクルーと2〜3挺身以内でないと対抗戦に出られないというレース出場をかけたレースだった。結果は、6挺身くらいついただろうか、負けた。しかも3ばい中でビリだった。自分達よりも練習量の少ないところにも負けてしまった。自分たちの漕ぎが全くできなかった。レース直後は2人とも言葉もなかった。レースにはもう出られないと思った。岸に揚げて、オールや艇を拭いている時、相方は泣いてた。自分は涙は出なかった。コーチとのミーティングの後、2人で話した。今朝のコンディションは波が高く、前半で自分が腹切りを4回もしてしまって、それ以降は思いきって漕ぐことができなかった。でも、レース終盤に相方が「あせるな」と何度も言ってきて、おれはそれに「あせってねーよ」と逆ギレしたのだが、その時ふっ切れて思いっきり蹴れて、ぐっと艇は進んだ。相方はそれに怒っていた。あんなに蹴れるなら何でもっと早くから蹴らないのかと。相方の言う通りだった。2000m終わった直後も全て出し切れた感覚はなかったし、自分は自制して保守的に漕いでしまっていた。自分が情けなかった。「おまえのことなんて信用してないから」とも言われた。ここ最近なにか感じてはいたのだが、ショックだった。お互い今まで隠していた/溜めてきたものが一気に出てしまった感じがした。「やるしかないんだから、おれも全身全霊でやるから、信用してほしい」と言ったが、言葉で言うのはなんて薄っぺらいのかと、言いながら思った。コーチは、「絶対諦めるな」と言ってくれたが、その言葉を信じるのは怖かった。ダウンでジョグをしていたら涙が出てきて、ひとり河原で泣いた。

朝食後のミーティングで、とりあえず今、レースに出すわけにはいかないと言われた。ただ、また土曜日にレース出場をかけたTTのチャンスを与えてくださった。条件は、1000mで3'45を切ること。今までのタイムからすれば、ほど遠く感じた。でもやるしかない。やるんだ。あと4日。
posted by かっしー at 15:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月16日

自分とボート部について

4月25日に対校戦がある。
それを期にボート部を辞めることにした。

やはり、自分とボート部とでは価値観が合わない。ボート部では「勝利」が最高の価値であり、あらゆるものを犠牲にしてでもその目標へ向けて努力しなければならない。僕にはその根性がなかった。というよりも、「勝利」を絶対的最上位のものとして、「勝利」の先にもっと大きな何かがあると信じることができなかった。

そもそも、自分が入部したのは、そのような一元的価値に没頭する人間の姿は純粋にかっこいいと思ったからだ。間違いなく文化系の人間だった自分にとって、「勝利」という明確な絶対的基準に挑戦していく姿は自分にないものだったし、憧れだった。入部して始めの3ヶ月は体を動かすこと自体が喜びだった。夏合宿で戸田に監禁され、やりたいことも自由にできずに失望感と閉塞感を味わったが、1年間は続けてみようと思った。青春時代にstruggleすることは大事なことだと思ったからだ。struggleして、忍耐して、もまれ苦しみながら解決を探していくことは自分への挑戦だと考えた。そして、腰をこわして秋シーズンは部活を休み、1月末から艇庫入りしてここまで練習してきた。ダブルスカルを組んだ。そして入部して1年が経ち、新人勧誘で改めてボート部の魅力を考え直す中で、「やはりここは自分の居場所ではない」と感じるのだ。

正直言って、この春休みは「対抗戦まであと○日、、あと○日で解放される」とひたすら思いながら合宿してきた。毎日毎日朝早く起きて、疲れて夜は倒れるように寝る。モーション間も頑張って本を読んでいても睡魔に襲われてしまう。たしかに、それはそれで充実感はある。体を動かすことは直接的な喜びであり、肉体的に疲れれば「今日も一日よくやった」という充実感に満たされる。共有時間が半端ではない他の奴らとつるむのも楽しい。しかし、そういう充実感は自分が求めている充実感と方向性が違う気がするのだ。自分は、自分の奥からわき上がってくる興味関心をもっと追求したいし、あれこれと考えを巡らせたい。創造性ある空間にいたい。ボート部における充実感は、とても直接的ではあるが、どうも受動的であり閉塞的な気がする。

ボート部に入ってよかったと思うことは、まず、忍耐することを覚えたということ。忍耐しないで部を辞めようとしているのに「忍耐することを覚えた」とは言えないかもしれないが、少なくとも1年前の自分よりは「逃げずに妥協せずに挑戦する」という姿勢が身に付いたと思う。それによって少し度胸もついて、ちょっとやそっとのことでは動じなくなった気がする。

そして、ありのままの自分を知ったということ。ボート部は毎日合宿しているから、仲間との共有時間が半端ではない。そこで、他の奴らの癖や性格が良いところも悪いところも全部わかる。それは、逆に言えば自分が誰かに知られることであり、その時のリアクションやコメントで自分の一面を気付かされることが多く、面白かった。またボートは完璧なるユニフォーミティが追求されるスポーツであり、クルーを組んでダブルスカルで練習するときに、相手と比べて自分が弱い点や強い点がはっきりと現れてきて、そういうことでも自分の本性を知らされることが多かった。

あとは、時間の大切さを味わった。フライの時は、限られた時間をどう有意義に過ごすかということを必死で考えていたので、これはいい癖になった。もちろん1年間過ごした同期の奴らもボート部で知り合えて良かったし、毎日顔を合わせていたのに突然会う機会がなくなると思うと寂しい。

とりあえずは、今度のレースをがんばる。
もし試合に出れなくても、精一杯struggleするさ。
posted by かっしー at 16:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ボート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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